2025年(令和7年)12月16日(火曜日)

合同演習 日米豪比
合同演習イメージ

2025年(令和7年)12月16日(火曜日)


【一面トップ】🚨 18兆円補正予算、本日より執行開始 🇯🇵

八戸復旧・被災者支援へ資金流入、高市首相は「迅速かつ厳格に」指示

昨日成立した八戸復旧・緊急経済対策のための18兆円規模の補正予算は、本日より本格的な執行を開始しました。政府は、八戸大地震の被災地支援を最優先とし、応急仮設住宅の資材調達費用や、被災企業への低利融資のための資金を直ちに地方自治体や金融機関を通じて提供し始めます。

高市首相は、本日午前の閣議で、「単なるバラマキに終わらせてはならない。予算を迅速に届ける一方で、不正な執行がないよう厳格に監視せよ」と改めて指示しました。


🏛️ 政治・外交

🗣️ 日中外相会談、本日北京で開催 🇨🇳

ホットライン開設で合意見通し、レーダー照射問題の打開なるか

中国軍機による自衛隊機へのレーダー照射事案を受け、中断されていた日中外相会談が本日、中国の北京で再開されます。焦点は、偶発的な軍事衝突を避けるための「ハイレベル・ホットライン」の早期開設合意です。会談の結果は、今後の日中関係の方向性を占う重要な指標となります。

🚨 八戸地震、水道管復旧の「難工事」が判明 💧

凍結による二次被害の懸念も、専門家チームが現地調査

最大震度6強の八戸大地震の被災地では、仮設住宅の基礎工事が着工する一方で、広範囲にわたる水道管の破裂・断水への対応が難航しています。政府は、水道インフラの専門家チームを現地に派遣し、凍結による水道管の二次被害拡大を防ぐための緊急対策を講じています。


🌎 国際・外交

🇺🇸 米軍・海自、南シナ海で共同演習を既に実施済み ⚓️

フィリピン軍が本日発表。日中外相会談のタイミングで国際的な牽制

フィリピン軍は本日、14日と15日の両日に、南シナ海において海上自衛隊や米太平洋艦隊と「海上協同活動」を実施したと発表しました。これは、本日行われる日中外相会談のタイミングで発表されることで、中国の海洋進出に対する日米豪比を中心とする国際的な連携の強さを改めて示す狙いがあると見られています。


📈 経済・金融

📈 東京市場、建設株が引き続き高騰 💹

補正予算の執行と、建設コスト高騰による企業収益への影響に注目

週明けの東京株式市場は、昨日成立し本日より執行が開始された補正予算による恩恵への期待から、建設、インフラ復旧関連株が引き続き値を上げています。市場の一部では、八戸地震の復旧需要に加え、名古屋駅前開発の事例に見られるように、資材価格の高騰と作業員不足が建設企業のコストを押し上げ、収益を圧迫する可能性についても懸念が示されています。


🇯🇵 地方版ニュース

📣 各地域の今週の動向

地域主要ニュース・動向関連する課題・対策
北海道・東北八戸大地震の復旧作業が最優先。仮設住宅の基礎工事が進む一方、水道管の難工事に直面。政府支援の早期活用が急がれる。交通インフラの早期安定化と、冬季の被災者支援。
関東(首都圏)東京都、首都直下地震の事前復興計画を基にした広域避難訓練の結果を分析。都民への情報提供方法の見直しに着手。地域住民への防災意識の継続的な啓発。
東海・北陸名古屋駅前再開発、コスト高騰による停滞が深刻化。主要建設業者の撤退を受け、事業主体は新たな業者選定と完成時期の見直しを迫られる。中部圏経済の牽引役となる再開発の停滞が、地域経済全体に与える影響。
近畿大阪府、万博跡地の次世代型研究拠点整備案について、環境アセスメントの専門委員会が、本日、水質への影響調査報告を提出予定。開発計画における環境負荷の低減策。
中国・四国岡山県、AIを活用した「高齢者向け見守りシステム」の本格導入に向け、市町村への説明会を本日より開始。地域住民のプライバシー保護と、システムの費用対効果検証。
九州・沖縄福岡市、AI倫理ガイドラインの浸透に向けた企業向けオンラインセミナーを今週も継続。スタートアップ企業における法務・倫理担当者の育成。

📌 編集後記

本日、18兆円補正予算の執行開始という内政の大きな一歩を踏み出しました。同日開催される日中外相会談と、既に実施された南シナ海での共同演習の発表は、外交面での緊張関係を改めて示しています。