2025年8月9日(金)主要ニュース

2025年8月9日(金)主要ニュース

世界/国際

  • 広島、原爆から80年の平和祈念式開催
     8月6日に行われた80周年の式典で、松井市長が核兵器廃絶を訴え、「米露が世界の核兵器の90%を保有している」との認識を示しました。参加は約120か国代表、被爆者数は10万人を下回っていると報告されています。Reuters
  • 日本が豪州と防衛協力:MHIがフリゲート艦を供与へ
     日本はオーストラリア向けに、A$100億(約65億ドル)相当の高度な「もがみ型」多用途フリゲート艦を供給する歴史的合意に調印。日本の防衛産業の輸出解禁後最大級の取引で、豪州の海上戦力強化に寄与します。Reuters

経済・金融

  • 日経平均、トップクス指数が史上最高水準へ上昇
     8月8日、日本企業の好決算や米国の関税緩和期待を受け、日経225が2%上昇、TOPIXが初めて3,000突破。ソフトバンクは11%超、ソニーも6%の上昇。Reuters

天気・社会

  • 社会・外交の大きなニュースは本日特に報道なし
     天気や社会現象に関する大きなトピックは今のところ報じられていません。

スポーツ

  • プロ野球:セ・パで見どころ続々
     朝日新聞によれば、阪神対ヤクルト戦では佐藤輝選手が30号、広島が中日に粘り勝ちで4位に浮上、巨人はDeNAに12-2で快勝など、セ・リーグで注目の展開が続いています。朝日新聞

その他のトピック

  • NASA、地球接近小惑星2体を警告—but no risk
     米NASAが、8月8日に地球に接近する300フィート級および200フィート級の小惑星2体を観測したと発表。衝突の危険はなく、近地球天体(NEO)の継続的監視の重要性を改めて強調しています。The Times of India

要点まとめ

分野主な内容
国際・平和広島で80周年式典、核兵器廃絶へ訴え
外交・安全保障豪州への防衛装備輸出で大きく前進(MHI・フリゲート艦)
経済・株式日経・TOPIXが史上最高、企業決算と米関税期待が好材料
スポーツプロ野球が各試合で話題(佐藤輝選手30号など)
宇宙・科学NASAが地球接近小惑星2体を発表、衝突リスクはなし

日本へのアメリカが発表したの関税は間違い

以前の説明には誤りがありました。アメリカが日本に対して発表した関税率に関して、改めて正確な情報を整理してご案内します。


正確な情報(2025年8月)

1. 交渉による関税引き下げ

  • 日本とアメリカは7月23日、貿易協定を締結し、自動車関税を従来の総計27.5%から15%に引き下げることで合意。また、その他日本製品にも従来の25%から15%への引き下げが行われることになりました。ReutersCSIS

2. 関税の“重ね掛け(stacking)”問題と調整

  • 実際の法令上では、新たな15%関税が既存の関税に「重ね掛け」される(stacking)形で適用される可能性があり、日本側に混乱が生じていました。ReutersBloomberg.comThe Washington Post
  • これを受けて、アメリカはstackingを解消し、15%の関税が単独で適用される方向へ修正。さらに、既に過剰に徴収された関税は返金することを約束しました。ReutersフォーブスThe Daily Beast

3. 誤報や曖昧な報道の背景

  • 過去には、日本への関税として「24%」「25%」といった数字が一部で報じられましたが、これらの数字は初期の発表や提案段階のものであり、最終的な関税レートではありませんウィキペディア+1

まとめ

項目内容
自動車関税27.5% → 15%に引き下げ(交渉による合意)
その他日本製品関税25% → 15%に引き下げ(交渉による合意)
関税の重ね掛け対応stackingを解消し、追加徴収分は返金へ
誤報・混乱の原因初期報道の「24〜25%」は最終決定ではない