








大阪市内から堺市の大鳥大社まで足を伸ばしました。
梅雨の走りを思わせる昨日からの強い雨が上がりそうな気配になったので、
天王寺から足を伸ばして、阪和線の鳳駅で降りて大鳥大社まで行ってきました。
大阪で仕事していることは、毎週のように大鳥大社の近くにある得意先を訪問していたのですが、
大鳥大社には一度も行ったことがありませんでした。
現在の自分の活動拠点がある愛知県には、熱田神宮を始め成海神社、氷上姉子神社といった、
日本武尊(やまとたけるのみこと)に関係する伝説や、
伝説を今に伝える神社が多くあります。
そのようなこともあり、日本武尊を祀る、大鳥大社のことがずっと気になっていました。
日本武尊は父からの指示で戦い続けた
日本武尊は、16歳で父の景行天皇から九州の熊襲の平定を託されます。
その後、現在の名古屋市緑区を拠点としながら、今度は東征を命じられます。
そのことに関する伝説や足取りは、愛知だけではなくその進軍した道筋や、
関東にも多く残されています。
そして何よりも、景行天皇をお祀りする景行天皇社、
双子の兄の大碓命(おおうすのみこと)を祀る猿投神社(さなげじんじゃ)と御陵、
日本武尊が妃の宮簀姫(みやすひめ)とふたりで住んでいたと伝わる、
海岸沿いにあった寝覚の里、そして、宮簀姫の実家のあった跡に建つ氷上姉子神社があります。
そして、日本武尊が、留守を守る宮簀姫に託した草薙剣が、彼女によって守られ、
熱田神宮を創建してここに収められました。
そんな伝説の多くに触れることが出来ます。
そのようなことが、いまでも身近に残っていて、
日本武尊が三重の能褒野で亡くなっってしまうと、その魂が大きな白鳥に姿を変えて、
この大鳥大社に舞い降りたと伝わるのですから、
必ずお詣りに行くしかないと心に決めていました。
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